ウォールナット
ブラック ウォルナット Black Walnutクルミ科 Juglans 属の落葉広葉樹で、アメリカ東部及びカナダのオンタリオ州などに生育しています。特に、ミズーリー、オハイオ、インディアナなどが主産地となります。
心辺材の区分は明瞭で辺材は乳白色から灰紫色です。心材は紫色を帯びた薄褐色から濃褐色で不規則な濃淡の縞を有することが多いです。
木材の多くは日に当たると色が濃くなる傾向にありますが、ウォルナットは色が薄くなるのが特徴です。木質はやや重硬で、狂いは少ないです。木肌はやや粗いですが、ペンキやステインによくなじみ、艶出し加工で美しく仕上がります!
加工性も良く、釘打ちやネジ、接着の強度が保たれるのも嬉しいポイントです。木理が美しいため、古くから高級家具材や工芸用材として用いられています。また、衝撃に強いことかに銃床材としても重用されていました。
その他、ドア材、造作材、フローリング材、内装パネル材、楽器材などに利用されています。我が国の、オニグルミがこれに属しており、チーク、ローズウッド、マホガニーと並んで世界的な高級材で、装飾材やツキ板として用いられています。
●4面プレーナー仕上げです。
●小口の2面はプレーナー仕上げされていません。